境内ではないのですが、集落内のもみじ橋の袂左側に大きな石のお地蔵さまが参拝者の皆様をお迎えされています。
ここにお地蔵さまが居られるというのは、「ここより高源寺参道です。だからこころ清らかにしてお参りください。」という、”お知らせ”に当たります。そして、普通よりかなり大きいお地蔵さまですので、これから先にある寺院の大きさをこのお地蔵さまが知らせておられます。
惣門をくぐると、そこはモミジのトンネルになります。境内の大半のカエデは天目カエデですが、中には山モミジ等のカエデもあります。
正面の参道は、惣門より並行して二本あります。
山門前の階段はよく写真撮影のポイントとなっています。カエデごしに山門の白い塀が鮮やかに見えます。また、この白い塀には五本の線が入っており、天皇の勅願寺院の印の意味があります。
高源寺の中心をなす建物で、高源寺の本尊さまをお祭しています。
仏殿の隣にある池で、「心」という字の形をしている為、心字池と呼ばれます。滝から落ちる水が心字池に流れ込んでいます。
仏殿と心字池の間にある大きな木が高野槙です。
鐘楼の横に古木の天目カエデがあります。
鐘楼より三笑橋(さんしょうきょう)を渡り、すぐに多宝塔が目の前に現れます。
当寺では、10名以上で参拝される方に対しまして、ご依頼があれば法話をさせて頂いております。
当寺では、”思い出ノート「樹」”というノートを方丈の縁に置いてあります。これは当寺に参拝された方の記念や思い出・感想・悩み事等を書いて頂くために平成6年より設置したものです。現在で22冊目のノートです。
ご参拝の折には、ひと言お書き頂ければ、記念になるのではないかと思います。