このところ雨の日が続いていましたが、今日は久しぶりに良い天気になりました。
すると、参拝される方も急に多くなりました。結構、境内は賑やかでした。
少しずつ、紅葉の季節が近づいて来たようです。
今日の写真は障子に映った影の写真です。影は南天の葉です。そういうと何となく、南天らしいと思いませんか。
この丹波では台風の影響は幸いにも少なかった様です。しかし、日本各地に目を向ければ、各所で甚大な被害が発生しています。被害に遭われました地域の皆様には、少しでも早く復興が出来ることをお祈りいたしております。
さて、雨が降った後は気温が少しずつ低くなるように思います。少しずつ秋になりつつあることを実感します。
この写真は“山椒の実”です。春に山椒の花が咲いて、実になります。その実は緑色でしたが、今頃になると赤く色付きます。こんなところにも秋を感じます。
昨日のTVの朝日放送の午後11時17分放送のビーバップハイヒールという番組で“苔”がテーマでした。その中で下の写真の石仏さまの頭に苔が生えているのは何故でしょうか?という問題が出ていました。回答者が「住職さんが頭に苔の胞子を植え付けたから」等々の答えが出ていました。
この石仏さまです。
顔のアップです。ちなみに正解は「信者の方が毛糸の帽子をかぶせられた」という事です。その毛糸が水分を含み苔が生えたということです。
最近、チョコットTVに紹介されることがあります。少し前にもMBSの木曜日にある「プレバト」という番組の“俳句”のコーナーで高源寺の「風鐸」がチラッと出ました。「風鐸」は建物の軒の角に下げてある風鈴のようなものの事です。
これは多宝塔の風鐸です。普段、見逃し勝ちなものですが、趣があってよいものだと思います。
このところの気候はすっかり秋めいてきました。気温だけではなく、鹿も鳴くようになりました。
この鹿の声を聴くと万葉集の“奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞くぞ 秋は悲しき”を思い出します。
しかし、“悲しき”というよりはとても力強く鳴いているように思いますが。とは言え、あの暑かった夏はどこに行ったのかと思います。(でも、日中はまだまだ暑いですが)
写真の花は秋海棠の隙間に咲いていた花です。とても小さい花で小指の爪の半分ぐらいの大きさです。秋海棠に見とれていたら見逃してしまうような大きさです。でも、色が鮮やかでしたのでレンズを向けてみました。